沖縄県アジア経済戦略構想の取り組み

5つの重点戦略

今後の沖縄経済を牽引する基軸となる産業の成長戦略

アジアをつなぐ、国際競争力ある物流拠点の形成

実現したいこと

アジア・リージョナルハブの地位確立

グローバルなハブ空港・港湾が成長を競い合うアジア地域において、競合するのではなく、沖縄の強みを生かし、アジアの主要都市を結ぶリージョナルハブとして共に発展することを目指します。

どのようなことに取り組んでいくか

  • 那覇軍港用地等の活用、旧自由貿易地域及び那覇港の機能再編や新たな土地造成等による那覇空港・那覇港周辺への臨空•臨港型産業の集積を促進します。
  • 那覇空港における駐機スポットの拡充、深夜の動植物検疫体制の整備、航空機燃料税等の軽減措置等により物流機能のさらなる強化を図ります。
  • 那覇港総合物流センターの整備、那覇港と中城湾港の連携、中城湾港の航路拡充及び産業支援港湾としての整備により物流機能の強化と新たな物流関連ビジネスの創出を実施します。
  • 全国の特産品を迅速にアジアに届ける流通プラットフォームの構築及び関連産業の集積を推進します。

世界水準の観光リゾート地の実現

実現したいこと

観光関連産業を新たな成長ステージへ

沖縄の豊かな自然環境、特色ある島々、独自の歴史•文化など、国内外の観光客を魅了するソフトパワーを活用し、競合する他の観光リゾート地との差別化を図り、国際的な競争力を備えた、質の高い世界水準の観光リゾート地を形成します。

どのようなことに取り組んでいくか

  • 大型MICE施設の整備、「沖縄県MICE振興戦略」の策定等によりMICE誘致を強化します。
  • 那覇港の大型クルーズ受入施設の整備をはじめとするクルーズ船対応施設の整備を推進します。
  • 外国人観光客等の情報通信環境の向上やブランディングの推進等、観光収入1兆1千億円、観光客数1,200万人等の達成を目指す「沖縄観光推進ロードマップ」の推進を強化します。
  • 下地島空港及び周辺用地の活用による富裕層向けの新たなリゾート地の創出等、海外富裕層の獲得に向けた取組を推進します。

航空関連産業クラスターの形成

実現したいこと

アジアの需要を取り込む航空機整備産業の展開

増大するアジアの航空需要を取り込む航空機整備拠点を構築するとともに、これを核として近隣地域に周辺産業を誘致し、航空関連産業クラスターを形成します。

どのようなことに取り組んでいくか

  • 航空機整備拠点の構築に向け、航空機整備施設の早期供用開始に取り組みます。
  • 航空機整備産業を核とする航空関連クラスターの形成に必要となる、空港周辺産業用地の確保と戦略調査、誘致活動等を実施します。
  • 航空機整備士等、航空関連産業人材の育成拠点の形成に向けた官民一体となった取組を実施します。

アジア有数の国際情報通信拠点”スマートハブ”の形成

実現したいこと

ITを戦略的に活用し、他産業の価値創造に貢献

これまでの取組により形成された情報通信関連産業のクラスターを基礎として、国内及びアジアをはじめとする海外への戦略的施策を積極的に展開し、沖縄の認知度や誘引力を向上させ、より一層の企業・人材・知識の集積を促進し、我が国とアジアを結ぶアジア有数の国際情報通信ハブ(=Smart Hub)の形成を目指します。

どのようなことに取り組んでいくか

  • 情報通信関連産業の中長期的な戦略を担う産学官一体となった「沖縄ITイノベーション沖縄県戦略センター」を設立します。
  • 県内IT企業のビジネス連携とアジア展開に資するブリッジ人材を育成します。
  • 観光、医療、農業等の他産業と連携し、各産業の高度化と競争力強化につながるビジネスの創出促進を実施します。

沖縄からアジアへとつながる新たなものづくり産業の推進

実現したいこと

アジアに展開する新たなものづくり産業の確立

沖縄の地理的優位性や国際物流拠点産業集積地域における製造業の集積や若年技術者の人材育成の成果、独自に蓄積された技術をてこに、人材を育て付加価値を生みアジアに展開する新たなものづくり産業の確立を目指します。

どのようなことに取り組んでいくか

  • 産学官•企業間連携の推進、高度技術や戦略的製品の開発促進等によるものづくり産業の振興を実施します。
  • サポーティング産業の高度化やEV関連産業の振興等を基軸とする新たなものづくり産業の振興を実施します。
視線はアジア・沖縄県アジア経済戦略構想