沖縄県アジア経済戦略構想の取り組み

4つの産業成長戦略

アジア市場を取り込むことで産業の新たな成長を推進する戦略

農林水畜産業

実現したいこと

おきなわブランドの確立及びアジアへの農林水産物の輸出拡大

県産農林水産物の販路拡大と高付加価値化を推進し、おきなわブランドの確立を図ります。また、沖縄国際物流ハブを活用し、アジア主要地域への高スピード・高品質な農林水産物の輸出拡大を目指します。

どのようなことに取り組んでいくか

  • 新たな鮮度保持技術及び出荷予測システムの導入により生鮮品等の輸出を促進します。
  • 漁港への亜熱帯型高度衛生管理型荷捌き施設や水産加工処理施設の整備により鮮魚等の輸出体制を強化します。
  • 海外における農林水産物の新規市場の開拓、プロモーション及びマッチング支援等により県産品の輸出を促進します。

先端医療・健康・バイオ産業

実現したいこと

超高齢社会を迎えるアジアに対する課題解決モデルの確立

超高齢社会に対応した、高付加価値産業の一つである健康医療分野を育成し、日本に続いて超高齢社会を迎える中国等のアジア諸国へ展開可能な課題解決型モデルを構築します。

どのようなことに取り組んでいくか

  • 西普天間住宅地区跡地における国際医療拠点構想を推進します。
  • 県内医療産業の競争力強化に向けた研究開発や事業化の支援、再生医療産業の競争力強化に向けた技術開発等に取り組みます。
  • 沖縄の地域資源を生かした健康食品の開発推進体制の構築及びブランド化を推進します。

環境・エネルギー産業

実現したいこと

エネルギー・環境技術のアジアへの輸出拡大

アジア等の島しょ国を中心とした無電化地域及び発電コスト高の地域へ、太陽光発電設備等の再生可能エネルギー関連技術の輸出に向けた取組を推進します。また、発電と水不足問題の解決に資するシステムなど、アジア市場を見据えた商品の開発等を促進します。

どのようなことに取り組んでいくか

  • 小規模離島において、島内で消費される全ての電力を再生可能エネルギーで賄う事をめざす実証を実施していきます。
  • 各島における実証事業や共同プロジェクトの成果を「離島モデル」として世界へ発信していくため、国やJICA等関係機関と連携してアジア・大洋州などへの展開を目指します。
  • 地域特性に合った海洋資源・エネルギーの有効活用を促進し、エネルギー自給率の向上、エネルギー供給源の多様化を図るとともに、新たな産業を創出します。

地場産業・地域基盤産業

実現したいこと

沖縄のソフトパワーを生かした地場産業のアジア展開

海外市場向けのマーケティングやブランドカの強化、物流•貿易の支援など事業者の海外展開を支援することにより、泡盛、黒糖、塩等の加工食品、野菜や果物、牛肉、豚肉などの農水産物、琉球漆器、陶器、琉球ガラス、織物等の工芸品といった、沖縄の文化や気候風土などの特性を生かした魅力ある地場産業の振興を図ります。

どのようなことに取り組んでいくか

  • 工芸縫製•金細工技術者養成や工芸感性価値創造人材の育成等、豊富な伝統的工芸品を生かした産業の振興に資する人材を育成します。
  • 観光との連携等による海外の見本市や高級デパートでの物産展への出展等により海外販路を拡大します。
  • ジェトロ、商工会議所、商工会等と連携した貿易相談窓口の設置等により県内零細企業等の海外進出をサポートします。
視線はアジア・沖縄県アジア経済戦略構想